蔵の自主改修が始まっています!

古川利意記念美術館「農とくらし」開館に向けて、蔵の改修作業が始まりました!

改修前の様子〜


ここから、

展示空間にするために工夫を施していきます!

〜〜

はじめに

改修に先立って地区の方々に蔵の清掃を手伝っていただきました!

150年の積年の汚れを落としていきます。

そして改修作業へ〜

まず第1回目の改修作業は

①近年の改修で貼られた仕上げを剥がして古い蔵の表情を現す作業

●2階天井の板剥がし

●2階の壁の板剥がし

↑天井に貼ってあった新しい板を剥がすと、野地板がでてきました。

↑2階の化粧板を剥がしていきます


↑化粧板を剥がすと粗壁(藁と土を混ぜた壁)がでてきました。


②新たに展示空間にしていくための壁や床の下地づくり

●2階の小上がりの床の下地制作

●1階の壁に展示壁の下地を取り付ける作業


↑小上がりの下地制作のようす。この小上がりは作品や関連資料の保管など小さなライブラリースペースにしていきます


↑1階の展示壁の下地制作のようす。この上に合板、石膏ボードを打ちつけていきます。


改修設計者の小泉立と

西会津と郡山で活動されている、あしたのアーキテクツのメンバー協力のもと施工に挑みました!

〜〜

改修作業後のようす〜


150年前に建てられた当時を思わせる、古い壁や天井が現れて、趣ある空間になりました!

設置した下地にこれから床板や展示壁を施工して、1階と2階で雰囲気の違う空間になっていきます。

蔵の古さを生かし、新旧の調和の取れた、心地いい空間を目指していきます!

また施工が進み次第アップデートしていきます!

古川利意記念美術館「農と暮らし」

蔵を改修した奥山に佇む美術館

0コメント

  • 1000 / 1000