【2023年度 企画展開催!!】


「あのひとが着ていた ー布にのこるくらしの記憶ー」

会期:2023.4.29 [祝・土] -11.26 [日]

開館日:土・日・祝

開館時間:10:00-17:00

会場:古川利意記念美術館「農とくらし」


永くいきてきた布地には、

歳を重ねたひとのてのひらと

よく似た美が刻まれている。


季節のゆたかな稔りをもたらす山々にかこまれ、昔ながらの農村集落のくらしが営まれている福島県・西会津町。築150年の蔵を改装し、2022年7月にオープンした古川利意記念美術館 「農とくらし」の初となる企画展は、「衣」をテーマに開催します。この地でくらしてきた人びとへの聞き取りを行い集められた、郷土性をまとう衣服。それらを通して語られる、人びとのきおくや物語から紡がれた「詩」。そして、そうした昔ながらのくらしの情景を今に伝える、古川利意さんの風習画で構成される展示です。子どもの晴れ着、礼服、仕事着など、この地の人が実際にまとっていたものや、手づくりで仕立てた服など、一着の服をとおして会津の風土や美意識にふれながら、その背景にあるひとりひとりのくらし、地域のきおくを辿ります。あの人のことを、あの日のことを思い浮かべる。ふるいようで、洗練されている。誰かにとってはなつかしく、誰かにとってはあたらしい。服が、ことばが、絵が、語りかけてくる物語を、あなたはどのように受けとりますか。


ディレクション:西尾 佳那

企画構成・詩作・コンセプトライティング:野宮 有姫

会場構成:小泉 立

デザイン:福西想人

企画主催:古川利意記念館事業実行委員会

取材協力:奥川地区、黒沢集落の方々

助成:西会津町活力ある地域づくり支援事業


◉アクセス情報:

古川利意記念美術館「農とくらし」

住所: 〒969-4734 福島県耶麻郡西会津町奥川大字飯里字里道2246
Google Map

駐車場: 「茶房 石竹花(なでしこ)」の駐車場をご利用ください。

◉お問い合わせ先:

TEL 080-6019-0384 (代表 小野木麗子)

MAIL furukawatoshii.mg@gmail.com 

古川利意記念美術館「農と暮らし」

蔵を改修した奥山に佇む美術館

0コメント

  • 1000 / 1000